鳳凰三山日帰り(青木鉱泉より)②
この地蔵ヶ岳、鳳凰三山の一番北側に位置し、その山頂にはオベリスクとうい巨大な花崗岩でできた尖塔が2本そびえたっています。中央高速辺りを走っていると、このオベリスクが良く見えますが、ちょうど鳥の口ばしにも見えることから、この山塊に〝鳳凰”の名前がついたという説があるとか…
この地蔵ヶ岳山頂のすぐそばには、「賽の河原」という平らな場所があり、花崗岩質の地面には何十体ものお地蔵様が置かれています。このお地蔵様は、200年以上も前から置かれはじめ、「子授け」の信仰の対象として置かれたということです。
あらためて、山と信仰は昔から非常に深いかかわりを持ってたのだと思いました…
この日の天気の良さと澄んだ空気のおかげも相まって、地蔵ヶ岳からの眺めは最高でした!!
北西の方角には去年登った甲斐駒ケ岳。急登で有名な黒戸尾根の稜線が見渡せます。また、その後方のはるか彼方、とんがった山頂がはっきりと見えます…そうです槍ヶ岳と、穂高連峰の峰々や乗鞍。北に八ヶ岳、西には仙丈ヶ岳や、雪をかぶった北岳(写真右)・間ノ岳(写真中央)・農鳥岳(写真左)、塩見岳などの南アルプスの山々。そして南側には次に向かう観音ヶ岳、その後ろには富士のシルエット!! 東に目をやれば甲武信ヶ岳などの奥秩父の山々…
ホント、最高の眺めを堪能できました!!