稚内を目指した冬の北海道旅 〜すべては一本の列車から始まった〜(第1回)
- cleanest 100

- 1月14日
- 読了時間: 3分
更新日:1月22日

今回は、昨年10月に突然思い付き、1月に実行した「北海道旅行」について書きたいと思います。
でもなぜ「北海道旅行」の記事を?と...
登山ツアーやトレッキングを行っている会社のブログに、「北海道旅行」の記事が載ることに、少し違和感を覚える方もいるかもしれません。
けれど私自身、山も旅も、「安全を考え、判断し、行動する」という点では本質的に同じものだと考えています。
今回の北海道旅行は、観光そのもの以上に、「計画」「判断」「引き返す勇気」について、改めて考えさせられる旅でした。
その過程は、登山ガイドとして日々向き合っている判断と深く重なります。
そのため今回は、あえてこの体験を、ブログに残してみようと思いました。
すべては突然の思いつきから始まった
2025年の10月末。特に理由もなく、ふと、「宗谷本線に乗ってみたい...」という気持ちが湧いてきました。
旭川から稚内へ。
日本最北の地へ向かう、あの長い単線。
冬の宗谷本線の車窓を、静かに眺めてみたい。
それが、この旅の一番の目的でした。
そして、もう一つ。
以前フェリーで何度か渡ったことのある津軽海峡を、今度は青函トンネルを使って横断する 「北海道新幹線で越えてみたい...」
そんな思いが、今回の旅を決断する大きな動機でした。
旅程を組むという作業
旅の始まりは静岡県の三島駅です。
計画した大まかな流れは、次のようなものでした。
1月10日 三島 → 東京 → 新函館北斗(北海道新幹線) 新函館北斗 → 札幌 → 旭川(特急「北斗」と「カムイ」)
1月11日 旭川 → 稚内(特急「宗谷」)
1月12日 稚内 → 札幌(高速バス「わっかない号」) 新千歳空港 (飛行機にて)→ 羽田 → 三島
列車、飛行機、宿泊先。
ひとつずつ調べ、予約を入れていく作業は、登山ツアーの行程を組むのとよく似ています。
特に今回は、なんと言っても「冬の北海道...」
「動けばどうにかなる」という感覚は、最初から持っていませんでした。


(旅の始まりはここ「三島駅」から)
えきねっとと早割、そしてIC連携
東京から新函館北斗までの新幹線は、えきねっとの「トクダネ」を利用して予約しました。

(東京駅~新函館北斗間を3時間57分で結ぶ「はやぶさ5号」で北海道を目指す)
指定席、ICカード連携。
紙のきっぷを持たず、Suicaで新幹線に乗れる仕組みは、とても便利です。
一方で、
どこで発券が必要なのか
どこまでがICで完結するのか
取消時の手数料はどうなるのか
こうした点を一つひとつ確認していくと、「知らないまま進めると、後で困る」ことが多いことをつくづくと感じました。
このあたりも、登山での装備確認とよく似ていますね。

(ディーゼル音がどこか懐かしい特急「北斗」にて札幌へ)
この時点では「行けるつもり」でいた
正直に言えば、この段階では 稚内に行けない可能性 について、それほど深刻には考えていませんでした。
多少雪が降っても... 列車が多少遅れても... 「まあ、何とかなるだろう」
そんな気持ちが、どこかにありました。
けれど...
それはあくまで 計画段階での楽観 だったのだと、後になって気づくことになります。
この先、天候予報を巡って、何度も立ち止まり、考え、悩むことになるとは、この時点ではまだ想像していませんでした。
(※ここで 第1回・前編終了)





























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