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「北の大地に誘(いざな)われ… 北海道ひとり旅(第3話)」

16 時間前
読了時間: 2分



「道の駅おだいとう」の夜は寒く、助手席を倒し、持参した寝袋に包まりながら早目に就寝しました。



9月21日 午前5:30。


昨日の雨はやみ、車内に陽が差し込むすっきりとした朝です。


車外に出てみると、昨夜、霧に包まれ全く見えなかった野付湾が一望でき、遠くに見える小さな漁船が早々に漁を開始していました。




さて、今日はどこへ行こうか… 


ほとんど考える間もなく、すぐに頭に浮かんだのが知床(しれとこ)です。


目指すは羅臼(らうす)。 知床半島最果ての地です。


そう思い、私は車を更に北へと走らせるのでした。






午前8:00。


羅臼の市街地を通り過ぎ、更に車を知床峠まで一気に走らせます。




ここへ来た目的は、久しぶりに羅臼岳に〝会うため”です。


しかしあいにく雲がかかり、山裾しかおがむことができませんでした。



「自然を相手にする仕事をしている身だからこそ、この見えない景色もまた〝ありのままの景色”なんだな…」と受け止め、来た道を戻るのでした。



「北の国から2002遺言」で、女優内田有紀さんが演じた結がアルバイトしていたコンビニにも立ち寄る
「北の国から2002遺言」で、女優内田有紀さんが演じた結がアルバイトしていたコンビニにも立ち寄る



午前10:00。


その後、以前からずっと行きたかった野付(のつけ)半島へ。




車で行ける最先端の駐車場まで行き、そこから海岸線を歩きました。


半島の最も東の端と思われる海岸まで歩きます。



東の果てから国後島を探すも、あいにく雲がかかり見えません。


しかし、北東から吹き寄せる風を感じながら、波の音を聞いていると、どこか国後を感じられたような気がしてきました...





午後2:00。


その後、私は再び中標津へ戻り、新鮮なホッケとお刺身を仕込み、本日は「虹別オートキャンプ場」のコテージに向かいます。



やはり15年前にも訪れたことのある懐かしい場所で、この旅で唯一の“贅沢”です。






午後5:30。


静かなコテージの庭先で仕込んできたホッケを焼き、お刺身を肴に酒を傾けます。




激務だった夏の忙しさから解き放たれ、こうして北の森の静かなコテージでひとり酒を呑む...


なんとも贅沢で、愛おしい時間でもあり、心が満たされていく夜となったのでした...




第4話へ続く…


 
 
 

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