

「北の大地に誘(いざな)われ… 北海道ひとり旅(第4話)」
9月22日 午前7:00。 虹別オートキャンプ場の快適なコテージで贅沢な夜を明かし、すっきりと目覚めた朝。 「さて、今日はどこへ向かおうか」 車を走らせながらふと頭に浮かんだのは、道東の名物・厚岸(あっけし)の牡蠣(カキ)でした。 朝の静かな空気を切り裂くように車を南下させ、一路、厚岸を目指します。 「朝っぱらからプリプリの生牡蠣を堪能するぞ」と意気込みながら「道の駅 厚岸グルメパーク(コンキリエ)」に到着したのは、午前9時前のことでした。 しかし、看板を見て愕然とします。 ……レストランの営業は、11時から。 いくらノープラン旅とはいえ、さすがに早すぎました。 空腹を抱えたまま、少々肌寒い風が吹く駐車場で2時間も待つのはあまりにも切ない。 「そうだ、確か15年ほど前に来たとき、近くの地元のスーパーに立派な厚岸産の牡蠣が売っていたはずだ!」 過去のうっすらとした記憶を頼りに、藁にもすがる思いで近くのスーパーへ車を走らせました。 鮮魚コーナーへ一直線に向かい、期待に胸を膨らませて棚を覗き込みます。 ……ない。 どこをどう探しても、お目当ての生牡蠣の





















