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春の立山連峰を仰ぐ… 富山「雨晴海岸」巡礼紀行(第二話)

  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

3月19日夕方から20日夕方まで。


日々の忙しいあい間を縫って、唯一、見つけたのがこの24時間です。


行くべきか… 行かざるべきか…


自宅を出る直前まで、自問自答を繰り返したのでした。


しかし、「いや、今のこの瞬間に行かなければ、必ずあとで後悔する... 」


そんな理屈なき直感に、最終的に突き動かされたのでした。




今回、この弾丸富山旅を思いたったきっかけは、ある1枚の写真です。


雨晴海岸から望む剱岳
雨晴海岸から望む剱岳

ここ「雨晴(あまはらし)海岸」から望む穏やかな富山湾と、背後にそびえる3000m級からなる立山連峰がひとつにおさまるこの絶景を、どうしても見てみたったのです。



3月20日 4:30  有磯海SAを出発


結局、寝袋に入っても一睡もできぬまま、出発予定の4:30となりました。


未だ真っ暗な富山の空には、かすかな星のまたたきが残ります。


足早に準備を済ませ、重たい体を引きずるかのごとく、更に北へ向け、車を走らせます。



3月20日 5:30  雨晴海岸に到着


ついに、目的地である雨晴海岸に辿りつきました。


薄暗がりの中、まずは静まり返った雨晴駅の駅舎に立ち寄ります。



(夜明け前の雨晴駅々舎)


まだ誰もいない駅舎



目の前の海は凪(なぎ)


小さな波が、私の方に、寄せては、遠ざかる… 波音だけがかすかに聞こえてきます。



東の空が徐々に朱色を増してゆき、目の前に巨大な影が現れてきました。


それは行く手を阻むかのように、高く、そして広くそびえ立つ、立山連峰のシルエットでした。


暗闇の中から現れた、その神々しい姿を前にした私は、ただ、その場で立ち尽くすしかありませんでした...



(第三話へ続く)

 
 
 

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